「東日本大震災における養護教諭の支援ニーズに関する研究-学校再開前、再開以降の支援の必要性の認識-」
仙台市内の養護教諭に対して質問紙調査を行い、震災発生直後から学校再開まで、さらには、学校再開以降養護教諭が得られた支援と支援ニーズについて検討を行った。その結果、東日本大震災における養護教諭の支援ニーズとして、学校内での人間関係や連携、適切な役割分担の重要性が示唆された。特に学校再開以降、スクールカウンセラーやスクールソシャルワーカーといった専門家も含めた学内での協力体制の構築や適切な役割分担の必要性が示唆された。総p.12平川昌宏、西野美佐子、内藤裕子、沼山博、荒井美智子
『感性福祉研究所年報』第16号