「保育者・小学校教員における情報伝達の重要性の認識に関する研究‐小学校への移行時における子どもの共通理解をめざして‐」
子どもが小学校に就学する際にどのような情報を幼稚園・保育所から小学校へと伝達する必要があるかについて、保育者および小学校教員の認識を明らかにすることを目的とした。就学前の子どもたちの基本的生活習慣や、社会性、学習の基礎となる認知能力や態度に関連する情報については、保育者の方が、小学校教員よりも伝達の重要性をより強く認識していた。一方、保育者と保護者との関係に関連する情報において伝達の重要性の認識が比較的共通していた。総p.10平川昌宏、西野美佐子、大関信隆
『感性福祉研究所年報』 第11号