本研究では、介護経験者は、自分が介護を受ける際に、どのように考えているのか、迷惑意識の背景にあるものは何かを明らかにすることを目的とし、家族介護経験者よりインタビュー調査を行った結果を発表した。<迷惑をかけたくない意識>には、小さいころからの教育やしつけが根底にある。社会経済、家族構成の変化や働き方が影響を及ぼしており、介護をしてきたからこそその経験から、子どもの生活や人生を重んじる結果であった。しかし、<迷惑をかける>には、段階がああり、一方では介護や看取りは、次世代に対しての教育に繋がる側面もある。自立して生きたいからこそ、地域でのつながりを創ることが課題であることも明らかとなった。