初期段階のソーシャルワーカーの活動について、宮城県社会福祉士会所属のソーシャルワーカーを対象に、被災地での活動及びその際に関係・連携した機関・組織との関係性に焦点をあて分析・考察を行なった。併せてソーシャルワーカーによる災害対応における課題について検討をした。
宮城県内のソーシャルワーク専門職3団体(宮城県社会福祉士会、宮城県精神保健福祉士協会、宮城県医療ソーシャルワーカー協会)の各会長から、東日本大震災において宮城県内で被災者支援/被災地支援に参加した者を3名ずつ推薦してもらい、同意を得られた者へ質問紙を用いて半構造的面接を実施した(調査期間:2015年11月〜12月)。
本発表では特に精神保健福祉士の活動について焦点をあてて整理をおこなった。