社団法人全国保育士養成協議会専門委員会による一連の研究成果1)の枠組みを援用し、《反省的実践家としての保育士》を養成するべく、その教育方法のあり方について、保育実習指導を中心に諸々の試行を重ねながら継続的に探った。諸種の4年生のPBLプロジェクトのなかで、見学・訪問系プロジェクト、児童文化財系プロジェクトが2年生・3年生の保育実習事前指導に参加した結果、何らかの学びの協同体に参画し、実践的な場で活動し、問題解決に向けた行動を連続化することで、「能動的学習」への変容がみられるであろうという示唆が得られた。
和田明人、君島昌志、青木一則、高野亜紀子、千葉伸彦、米山珠里、日野さくら