令和元年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業(厚生労働省)に、全国保育士養成協議会内に結成されたワーキング部会の一員として参画し、「指定保育士養成施設卒業者の内定先等に関する調査研究」に取り組んだ。本研究では、卒業後に保育関係に就職しないことになった者の実態、及び保育所等への就職を促すためのキャリア支援に関する方策について研究することで、保育人材確保施策に資することを目的とした。この調査研究を行うことにより、養成校において保育所等への就職を選択しない学生の実態の一部を把握することが可能となり、保育人材確保のための養成教育やキャリア支援のあり方に対する示唆を得ることができる。また、その望ましい取り組みに対する好事例等を示すことで、各養成施設の取組みへのガイドとして機能することが期待できる。