保育における『環境』への視座を養うために、学生が参与観察中に関心を抱いた環境を写真に収め、その後個人面談やグループ学習を積み重ねる方法に加え、先行研究の文献レビューを作成するとともに、面談前に観察したことを文章化し、面談後も学習を促すことで、学生が学習内容を言語化する力を養うことを目的とした。その結果、保育参画や個人面談、グループでの対話、文献レビュー等を重ねることで、環境を通して行う保育や、領域環境のねらいや内容と照らし合わせて学びえた気づきを言語化する力う養うことに、一定の効果が見られた。
共著者:日野さくら,高野亜紀子