本研究では、本学の卒業生の動向として、①就職活動状況、②内定を得るために行なったこと、③就職先を選ぶにあたり重視したことを調べ、就職活動支援を開始するに相応しい時期及びその内容を検討することを目的とし、保育士課程の卒業生へ質問紙調査を行った。その結果、実習を経てなお自立的かつ積極的に就職活動に向かう姿勢を養うためには、実習開始前までに、自身のキャリアデザインを具体化するための支援、及び、就職活動の実際を知るための支援が必要であることが明らかとなった
共著者:高野亜紀子、利根川智子、日野さくら、君島昌志、青木一則、小坂徹、米山珠里、千葉伸彦、和田明人