「足趾把持力漸増に伴う足関節周囲筋の筋活動の変化」(査読付き)
足趾把持力の発揮筋力を最大随意収縮の10~100%まで漸増した際の足関節周囲筋の筋活動の特徴を明らかにすることを目的とした。対象は健常成人女性20名とし,利き脚の前脛骨筋,ヒラメ筋,非腹筋内側頭を被験筋とした。その結果,前脛骨筋とヒラメ筋の%IEMGは,最大足趾把持力の40%発揮時から有意な増加を認め,足関節の安定化を図るための同時収縮によるものと考えられた。47(10)p.939-943佐藤洋介,村田 伸,甲斐義浩,相馬正之,中江秀幸
理学療法ジャーナル