「端座位と立位における足趾把持力と足関節周囲筋の筋活動の比較」(査読付き)
端座位と立位で測定した足趾把持力と、その際の下腿筋活動を比較した。足趾把持力は、端座位と立位では有意差が認められなった。下腿筋活動では、腓腹筋内側頭の%IEMGにおいて端座位の方が立位よりも有意に高値であった。本結果から、腓腹筋筋力低下の被験者の場合、足趾把持力に影響することが示唆された。足趾把持力測定時の足関節周囲筋の筋活動について立位および端座位で比較し、腓腹筋の作用について考察を行った。pp.11-14中江秀幸・村田伸・甲斐義浩・他
端座位と立位で測定した足趾把持力と、その際の下腿筋活動を比較した。足趾把持力は、端座位と立位では有意差が認められなった。下腿筋活動では、腓腹筋内側頭の%IEMGにおいて端座位の方が立位よりも有意に高値であった。本結果から、腓腹筋筋力低下の被験者の場合、足趾把持力に影響することが示唆された。
ヘルスプロモーション理学療法研究3(1)