その他

基本情報

氏名 中江 秀幸
氏名(カナ) ナカエ ヒデユキ
氏名(英語) Nakae Hideyuki
所属 健康科学部 リハビリテーション学科(理学療法学専攻)
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

通所サービス事業所に対する在宅パーキンソン病患者の利用状況アンケート調査

単著・共著の別

その他(発表学会等)

発行又は発表の年月

201611

発表学会等の名称

第34回東北理学療法学術大会

概要

本研究では,通所介護(デイサービス)と通所リハ(デイケア)の事業所を対象に在宅パーキンソン病(Parkinson’s Disease;PD)患者の利用状況について現状を調査した。B市内の通所事業所を対象に郵送法・無記名式で,定員数やリハ担当職種,利用目的,リハ内容,利用者からの要望,事業所側の問題などを調査した。その結果,PD患者の利用率は78.2%,Hoehn&Yahr重症度ではstageⅢの利用者が最も多かった。リハ担当職種は介護職と看護職が多く,理学・作業療法士は全事業所の22.5%の担当率であった。本調査結果から,デイサービスとデイケアに共通した利用目的は「外出の機会確保」「日常生活動作の維持」であり,利用目的が「筋力の維持」「PDに対するリハ」であればデイケアを利用している割合が高く,利用目的に応じた選択・利用がなされていた。事業者側は,「独りで実施できない」「リハ時間が短い」といったPD患者の要望を把握しているものの,PDという慢性進行性疾患と薬物依存度が高い疾患特性から医学的情報や知識や技術の不足などの問題を抱えていることが明らかとなった
2016.11.12 秋田市文化会館 ポスターセッションD
中江秀幸・相馬正之・坂上尚穗