学内教育において発達障害領域の経験は実習施設の確保が難しい。人間発達学演習において保育園における体験実習を実施している。科目の履修の有無と、子ども観、自己効力感尺度、子どもへの感情などをアンケート調査を行った。履修した学生は子どもにが好きであり、天使のような、可愛い、穏やかというイメージを強く持っている傾向があった。履修後、子どものイメージがよりプラスのイメージに繋がった学生が多かった。また、自分にとっていい経験になった学生も多かったが反面、関わり方の難しさを感じた学生もいた。多様な教育カリキュラムが必要と感じた。
小野治子・ 佐藤善久