東北福祉大学の支援の一つとして「手とからだの動きの教室」を実施した。日本では特別支援教育体制が整備されているものの、まだ通常学級という大きな集団では個々に応じたプログラム遂行は困難である。今回我々は、適応能力を促すプログラムの開発を目的に、小集団における試行的プログラムをジシした。発達障害の小学生7名の小グループで行った2年間のセッションをビデオ分析した.1事例に対して行動コーディングシステムにて参加状況や適応能力について分析した。小集団であることで自己有能感が高まり、逸脱行動の減少などが見られた。小集団での実施の有効性が実証された。
小野治子
佐藤善久
吉田美穂
金澤彩