作業療法士のための教育方法論② 教育環境をいかに整えるか
現在の作業療法士養成課程を実態を振り返り,社会構造やテクノロジーの改革が目まぐるしい現代における10年後に活躍できる作業療法士育成をテーマに,未来に向かう養成校教育の実践として,本学の取り組みに基づき提案した.作業療法における,いわゆる領域や枠組みに縛られることなく,保健・医療・福祉・教育・就労など,対象者にとってありたい生活者としての姿を実現できるような柔軟でダイナミックな作業療法支援について展開した.pp.543-547紀國谷恵子 佐藤善久
作業療法ジャーナルvol.53