宮城県の作業療法士が認識する作業療法士の職務能力に関する調査報告(査読有)
作業療法士養成教育の卒後教育への有効性について、宮城県内の入職後3年以内の作業療法士と作業療法部門統括者を対象とし、職務能力に対する認識を調査した。統括者は、職務遂行能力を新人作業療法士に最も期待し、自己の職務にも重要視していた。入職初期には読み書きや話し言葉を用いた対人能力を重要としていたが、職務にとって必要な対人能力は別の能力と考えていると推測され、養成校としての取り組みを具体化する必要がある。pp.34-42伊藤明海 小野治子 紀國谷恵子
統括者は、職務遂行能力を新人作業療法士に最も期待し、自己の職務にも重要視していた。入職初期には読み書きや話し言葉を用いた対人能力を重要としていたが、職務にとって必要な対人能力は別の能力と考えていると推測され、養成校としての取り組みを具体化する必要がある。
みやぎ作業療法