「乳児の表情認知および対乳児発話表出時における若年成人の前頭前皮質の活動 -近赤外線分光法による性差の検討-」(査読付)
乳児の表情刺激に対し、受動的視聴時および対乳児発話表出時の若年成人の前頭前皮質部の脳活動について、NIRS(近赤外線分光法)使用し、性差を検討した。その結果、乳児の表情の受動的視聴時において前頭葉眼窩領域にて2種類の表情(cry条件、non-cry条件)ともに、女性のほうが男性より脳活動が高かった。対乳児発話時の脳活動には、2種類の表情ともに性差はなかった。pp.145-154田邉素子、庭野賀津子
東北福祉大学紀要 第39巻