慢性腰痛における心理社会的要因と脳機能計測 ―機械学習による予測分析の試行-
第27回日本基礎理学療法学会学術大会(大阪)
慢性腰痛は3カ月以上継続するとされ、長期化因子に心理社会的要因がある。我々は大学生を対象に腰痛症状、心理指標と脳機能計測の検討を行ってきたが、腰痛の長期化予防のために早期の予後予測が重要である。機械学習は疾病の予後予測に導入されている。コーディングや習熟に時間がかかるが、最近ビジネスや研究向けにソフトウェアが提供されている。そこで既存のソフトウェアを使用し、腰痛有無の予測について機械学習を試行し、実施可能性を検討した