養護実習後のレポートの救急処置に関する内容を次年度の事前指導に活用することを試み、先輩の「失敗と教訓」について共有・討議するグループワークがどのような学びにつながるのか、レポートおよび振り返りの記述の質的分析を行い検討した。失敗事例では、フィジカルアセスメントに関する失敗が多く、教訓として、救急処置に必要な知識や実践力向上の必要性などの課題があげられた。先輩の「失敗と教訓」の教材に直面化させることで一次的に不安が高まるが、グループワークを行うことで不安が軽減し、ストレスコーピングやプラス思考の姿勢を共有できることが示唆された。また、何が不安なのか、何を準備すればよいのか具体化することにもつながったため、実習に対するポジティブな準備状態を作ることができる取り組みであることが示唆された。