1999年より宮城県大崎市田尻をフィールドとし、継続的に家族調査を実施している。調査対象者とともに農村地域の活性化について議論をかわしたり、農家家族の家族内役割分担の変遷を明らかにしている。
博士課程においては、家族のライフコースを念頭においた家族内役割分担の現状と変化過程を研究課題としていたが、本学就任後は、母親の就業や父親の育児への取り組み方についての調査・研究を進め、中でも「育児」に焦点を絞り研究を進めてきている。2010年からは食物アレルギーをもつ子どもの家族の支援体制についての研究にも取り組んでいる。