第11回学生懸賞論文 「生活の場から考える環境意保全型農業―宮城県田尻町のあゆみ―」
農村女性が子どもの「健康」と「安全な食」を考えて始めたものに産直活動がある。産直活動はのちの環境問題へと発展し、一方でそれらの活動は家族関係にまで影響を及ぼすものとなった。環境保全型農業の普及は、家族のライフコースとライフサイクルを念頭において考える必要がある。それは家族周期による親世代の高齢化や死亡、家族構成員の体力や健康、女性の出産や育児といった農業生産とは直接かかわらない生活のサイクルに応じて取り組み方が変化しているからである。pp.105-117
『第11回ヤンマー学生懸賞論文』、ヤンマー農機株式会社