「食物アレルギー児をもつ家族への災害時の社会的支援に関する実態調査」
日本家政学会東北・北海道支部、カレッジプラザ、2016/10/01
東日本大震災の被災地では、食物アレルギーへの知識不足から食物にかかわるトラブルが続いた。そこで食物アレルギー児をもつ家族の食の確保のあり方を、宮城県における実態調査から明らかにすることである。本研究は、(1)宮城県に在住し、食物アレルギーをもつ児童の家族を対象として、東日本大震災時の対応状況について実態調査を行い、(2)その上で、こうした児童と家族を支援する社会的ネットワークの、とりわけ災害時のあり方について明らかにすることを目的としている。