「「特別養護老人ホーム利用者の生活の質保障」についての一考察-良い施設の具体化をめざして-」(査読あり)
特養の入所者は重度化している。「生活の場」とされるが、どのような生活の質保障が可能か、質保障に何が必要かを、介護保険法改正の趣旨解釈を踏まえ、先行文献と2施設職員のアンケート調査により分析した。その結果、「安心・安定した生活」をめざしており専門性の高い援助を受けていくことが、生活の質保障につながり、そのためには、職員の資質が大切であることがわかった。いかに職員の資質を高めるかは、施設運営の鍵であり、良い施設の要素といえる。総p.27 pp.30-39
東北福祉大学総合福祉学研究科社会福祉学専攻修士論文 東北福祉大学社会福祉学専攻紀要 2006年3月31日発行