入浴中の水圧・湯温が胸腔内臓器にもたらす影響
入浴中、胸腔内には水圧がかかかり、かつ湯温によって体温が上昇し血管が拡張すると考えられる。成人期ではこれらの変化に順応し、恒常性を維持している。しかし、老年期に至り、動脈硬化が進行すると、瞬時に変化する圧や温度に順応しきれないことが考えられる。成人期における圧や温度に対する順応の経過をもとに、老年期では、どのような順応が起こるのか、また限界について推測する。