講義、演習及び実習では、主として保健師課程に係る科目を担当している。いずれにおいても、知識や技術の習得のみならず、何が大事で何が必要とされているのかを熟慮し導きだすことができる能力を、自ら磨いていけるようになることを念頭におき展開を工夫している。演習では、コミュニティへのフィールドワークや紙上事例を用いたグループワークを多く取り入れ、共に課題解決を目指す中で学生同士の創発的な相互作用が生みだされるような場づくりに留意している。実習では、学生たちが自らの実習体験を通じて保健師活動の本質に気づくことができるよう、実習プログラムを工夫し、学生同士でのディスカッションの機会も多く設けている。