本研究では、東日本大震災の津波で壊滅的被害を受けた荒浜地区の集団移転先として災害公営住宅(復
興公営住宅)が建設された仙台市若林区荒井東地区をフィールドとし、そこに僅かであるが介入していく。
それを通じて、地域健康福祉分野における震災被害からの復旧、復興とコンカレントに、将来の災害時に
も対応可能でその被害を極小化できるような持続的な地域健康福祉システムのサブステムのモデル構想に
取り組んでいく。本稿はその研究コンセプトと途中経過をまとめた。
p.13-26
共同執筆につき本人担当部分抽出不可能
萩野寛雄、下山田鮎美、中江秀幸、相馬正之、稲垣成昭、遠藤忠宣