保健師教育における「コミュニティ・アセスメント」及び「コミュニティ支援計画の企画立案」演習に導入した問題基盤型学習(PBL)の教育効果を、PBL終了後の自己評価で用いた「振り返りシート」の分析を通じ明らかにした。地域の健康課題の明確化と計画・立案する能力及び実践者としての問題解決能力の涵養、さらには学習プロセスの副次的な効果としての対人技能及びグループ学習技術の向上においてPBLが有用である可能性を示唆した。
pp.319-330
共同執筆につき本人担当部分抽出不可能
下山田鮎美、渥美綾子、大槻文、近田真美子