「優先順位に用いる診療行為の分類に関する研究」
厚生科学研究(政策科学推進研究事業)報告書
オレゴン・ヘルス・プランでの優先順位リストとは別個に、本邦において診断治療順位リスト作成のための分類が理論的に可能かどうかを検討した。その結果、現在試行中のJ-DRGはまだ総分類数で相対的に少ないため、診断と治療ペアという利点があるものの、現時点ではレセプト分類をベースに優先順位に用いる診療行為の分類の検討を行うのが妥当であり、そう分類数は700超前後と結論された。本研究では、主としてリストの翻訳に従事した。工藤啓、佐々木裕子、高橋香子、下山田鮎美