論文

基本情報

氏名 渡会 純一
氏名(カナ) ワタライ ヨシカズ
氏名(英語) Watarai Yoshikazu
所属 教育学部 教育学科(初等教育専攻)
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

ピアノの演奏技能向上に向けた動画教材の活用の試み
ー「表現技術Ⅰ(音楽)」での実践よりー

単著・共著の別

単著

概要

音楽活動の未経験な学生がピアノを演奏する状況において、読譜力はなかなか身につきにくく、読譜練習とピアノ演奏練習の両立が必要である。しかしながら、読譜力が付く前の段階においても、鍵盤を押すという運動経験を大いにさせ、運指力を育てる必要がある。一方、ピアノ演奏の動画共有サイトは、読譜力の不足している学生が参考にしているようだが、不適切な動画も散見される。これらのことから、自前で映像を作成し、それを演奏の補助資料として学生に提供することで、着実に演奏技術を向上させることができるのではないかと考えた。そこで、「表現技術Ⅰ(音楽)」履修の学生にアンケートおよびインタビュー調査、さらには過去の動画教材がない頃と今年度のレッスンの進行状況について比較調査を実施した。結果として、動画教材の効果について、初心者・初級・中級の3段階の演奏レベルごとに、動画教材の使用頻度および用途が異なっていることが明らかとなった。 音楽活動の未経験な学生がピアノを演奏する状況において、読譜力はなかなか身につきにくく、読譜練習とピアノ演奏練習の両立が必要である。しかしながら、読譜力が付く前の段階においても、鍵盤を押すという運動経験を大いにさせ、運指力を育てる必要がある。一方、ピアノ演奏の動画共有サイトは、読譜力の不足している学生が参考にしているようだが、不適切な動画も散見される。これらのことから、自前で映像を作成し、それを演奏の補助資料として学生に提供することで、着実に演奏技術を向上させることができるのではないかと考えた。そこで、「表現技術Ⅰ(音楽)」履修の学生にアンケートおよびインタビュー調査、さらには過去の動画教材がない頃と今年度のレッスンの進行状況について比較調査を実施した。結果として、動画教材の効果について、初心者・初級・中級の3段階の演奏レベルごとに、動画教材の使用頻度および用途が異なっていることが明らかとなった。
総p.176 pp.163-176

発表雑誌等の名称

東北福祉大学 教職研究 2019

発行又は発表の年月

202003