「我々の耳は、既存のオノマトペに縛られていないか」を発端として、既存のオノマトペから脱するための試みを、学校教育で活用できるように行った授業実践を提案した。具体的には、次のことを行った。
①既存の音のオノマトペを、NGワードを避けて言う。
②グループを組み、教師から与えられたテーマに基づき、それに関連するオノマトペをキャンパス内などで探す。
③見つけた音からクイズを出題する。
④早く当てたチーム、早く当てられたチームに高得点を与える。
この活動から、「ハズレはない、すべて正解」へと導く、音楽表現活動を意識できるものと思われる。
総p.180 pp.134-135