「聴取の観点を意識した鑑賞教育の実践—オンライン授業における「動物の謝肉祭」の鑑賞から—」
日本音楽教育学会第51回大会(オンライン)
現行の学習指導要領から、評価の観点が「能力分析的観点」に統一されたこと、鑑賞教材で未だに感想の記述のみの授業を受けてきている学生がいること、鑑賞は退屈であるというイメージがあることが現状の問題である。これらの現状から、新たな鑑賞の方向性を考えたいと思い、「動物の謝肉祭」(サン=サーンス)の鑑賞を実施した。コロナ禍を受けてオンラインでの実施のなったが、それが奏功して考え方を吸い上げるのに有効な方法を得た。総p.98 p.50