ローカルガバナンスにおける地方自治体のあり方や政策展開について研究を進めながら、とりわけ政策決定過程においてのデモクラシー論について研究を進める。即ち、ある政策についての意思決定過程が、日本の場合、非常に複雑且つ多段階になっており、討議を熟させ最終的な決定を下すようになっているが(討議民主主義)、韓国の場合、日本に比較してみると討議にかけるコストを削減し実行にかけるコストに重点を置いている(実行民主主義)。このような仮説をもとにし様々なデータ分析や理論検証など研究活動を行っている。