アジア共同体に関する議論が旺盛になり始めたのはそれ程久しくない。本書ではいつ、だれが、なぜといったアジア共同体に関する論議より、昨今のアジア地域における少子高齢化現象とそれから起因する様々な問題を提起しながら、韓国における高齢化現象を検討しその対策としての老人長期療養保険制度について議論する。また、タイトルから読み取れるようにメインの視点を韓国に置き、高齢社会とアジア共同体という問題にアプローチしたもの。
第11章 韓国からみる高齢社会とアジア共同体 総p.260 pp.195-207
萩野浩基、長谷川雄一、生天目学文、古川孝順、白澤政和、大橋謙策、黒木保博、小山剛、鴨池治、箕輪顕量、萩野寛雄、尹永洙、Huynh Minh Hien、崔保国、浅野勝人