「自己呈示規範の内在化傾向に関する探索的研究-日本人大学生における検討-」(査読有)
日本文化には自己卑下呈示を望ましいとする文化的な規範がある。この規範を個人が取り込む傾向(内在化傾向)には個人差があり、この個人差は、自己呈示の実行と自己呈示への他者反応が適応に及ぼす影響を左右すると考えられる。これらの要因の影響過程について仮説モデルを提出した。また、自己呈示規範内在化傾向尺度を開発し、その妥当性と信頼性を検討した。pp.27-39吉田綾乃、浦光博
自己心理学研究 第1巻