「社交不安の高さと不安喚起がワーキングメモリ容量に及ぼす影響」
日本パーソナリティ心理学会第25回大会(関西学院大学)
社交不安の高さと不安喚起がワーキングメモリ容量に及ぼす影響について実験を行った。社交不安得点をもとに不安高群と低群に分類した。スピーチ課題を行うことを教示し、社会的脅威状況を設定した。教示後にWMC容量を測定したところ、不安高群は低群よりもWMC容量が少ないことが示された。また、WMC容量課題前後、スピーチ課題中、後の状態不安は社交不安低群よりも高群において高いことが確認された。太刀掛智大・金井嘉弘・吉田綾乃