「集団実体性とワーキングメモリキャパシティの個人差が外集団成員に対する排斥意図に及ぼす影響」
日本グループ・ダイナミックス学会第65回大会(神戸大学)
集団実体性とワーキングメモリキャパシティの個人差が外集団成員に対する排斥意図に及ぼす影響についてシナリオを用いた実験を行った。分析の結果、集団実体性低条件よりも高条件において、外集団成員に対する積極的危害、消極的助成、消極的危害の得点が高く、外集団に対する集団実体性の認知が排斥意図に影響することが明らかになった。しかしながら、ワーキングメモリキャパシティの影響は確認されなかった。