「ワーキングメモリキャパシティの個人差と意識的・非意識的感情制御が精神的健康に及ぼす影響」
日本社会心理学会第54回大会 (宜野湾市)
ワーキングメモリキャパシティの個人差と意識的・非意識的感情制御がストレス反応に及ぼす影響について検討した。分析の結果、キャパシティ低群は非意識的な感情制御によって怒り感情を低下させることができる可能性が示された。また、乱文構成課題を用いた非意識的感情制御によって感情制御方略(再評価・抑制)の使用頻度を変えることができる可能性が示唆された。