「ワーキングメモリキャパシティの個人差が感情体験と精神的健康の関連性に及ぼす影響」
日本感情心理学会 第19回大会・日本パーソナリティ心理学会第20回大会合同大会(京都光華女子大学)
感情体験と精神的健康の関連性におよぼすワーキングメモリキャパシティの調整効果を検討した。その結果、キャパシティ高低群ともに「感情に対する統制可能感」の高さが充実感の高まりと抑うつ傾向の抑制に結びつくことが示された。キャパシティ高低群の「統制可能感」の源を検証する必要性が示唆された。p.51