ナンバーライン推定課題を通した子どもの数感覚の発達ー定型発達の子どもと算数につまずきのある子どもの比較からー
日本LD学会第31回大会(京都)
定型発達をする児童と算数につまずきのある児童を対象とナンバーライン推定課題を実施し、比較することで子どもの数感覚の発達の傾向を調べ、定型発達の子どもと算数につまずきのある子どもの成績に差があるのかを検討することを目的とした。市立小学校に在籍している1年から3年の児童75名を対象とした。その結果、定型発達群と算数障害群を比較した結果からは、算数につまずきのある群が定型発達群に比べて有意に高いエラー率を示したことから、欧米の研究から得られて知見と一致することが明らかになった。
その結果、定型発達群と算数障害群を比較した結果からは、算数につまずきのある群が定型発達群に比べて有意に高いエラー率を示したことから、欧米の研究から得られて知見と一致することが明らかになった。