「算数文章題の解決過程に関する研究―小学校2年生を対象として-」
日本LD学会第16回大会 (横浜市市民文化会館関内ホール・横浜市開港記念会館)
文章題を解決するには、計算能力だけではなく読解力など様々な認知機能が必要になる。学習障害など算数に困難を示す子どもの中には計算はできるにも関わらず文章題に困難を示す子どもが多い。本研究では、学習障害児の文章題解決の特徴の把握と適切な介入方法を開発するための基礎データを得る目的で健常小学生を対象として文章題解決の下位過程ごとの分析と問題タイプによる解答率を調べた。