「音読トレーニングがワーキングメモリの改善に及ぼす影響-広汎性発達障害のある児童を対象として-」
日本LD学会第18回大会(東京学芸大学)
文章の音読がワーキングメモリなど広範な脳領域を活性化させるという脳機能イメージング研究からの知見をもとに、日常生活で簡単に実施できる音読が発達障害のある児童のワーキングメモリの改善に効果があるのかを確認した。その結果、音読を実施したグループのみにワーキングメモリテストの得点の変化が見られ、音読を通したワーキングメモリ改善の可能性が確認された。黄淵煕、立花良之、阿部芳久、後藤紗織