「幼児期の実行機能の発達-健常児と発達障害児の違い-」
日本LD学会第23回大会、大阪
発達障害のある子どもは実行機能の発達に遅れが見られることが知られている。私立幼稚園と保育園に在籍する健常幼児14名専門機関で指導を受けていてLDハイリスク児とされている幼児9名を対象として、実行機能を調べた結果、健常児とLDハイリスク児との間に実行機能の差がないことが示された。今後、LD児の実行機能の発達を縦断的に見る研究が必要であると考えられる。後藤 紗織、黄 淵煕、芳賀 道