発達障害のある生徒の中学校における合理的配慮 -合理的配慮シートを用いた取り組み-
日本特殊教育学会第54大会、新潟
障害者差別解消法が2016年4月から施行され①障害を理由とする差別の禁止、②合理的配慮の不提供の禁止が提起された。しかし、中学校においては教科によって担当教員が違うため、発達障害のある生徒が一貫した支援が受けられないことなどの課題になっている。本研究では発達障害のある中学生の事例を対象として合理的配慮の事項を明記した「合理的配慮シート」を作成し、保護者と学校間の話し合いの際に、「合理的配慮シート」を活用し、その効果について検証した。平野 裕司、黄 淵煕