「言語障害通級指導教室における学習障害児の追跡調査」
平成12年度厚生科学研究(子ども家庭総合研究事業)報告書
仙台市の小学校の言語障害通級指導教室に通う21名の学習障害児の対象として2年間の学習の習得状況に関する追跡調査を行った。中学校に進学した者と転校により状況が把握できない者を除いた15名について、国語と算数の習得状況の変化を分析した結果、両科目とも学年が進むにつれ遅れが拡大する傾向が示された。学習障害の場合、年齢の増加とともにその認知的偏りあるいは能力のアンバランスがさらに明確になることが示された。pp.439-441細川徹、黄淵熙、阿部芳久