段ボールベッドが暑熱環境での入眠過程に及ぼす影響を検討することを目的とした。若年男性15名を対象とし、床に置かれた段ボールベッドに就寝した場合(条件B)と、床に就寝した場合 (条件F)の2条件を比較した。睡眠に差は見られなかった。皮膚温では、平均皮膚温、背部、上腕が条件Bで条件Fよりも有意に高かった。主観申告では、条件Bで条件Fよりも寝ていた時の背・腰部の快適感が有意に高く、硬さと痛みが有意に低かった。暑熱環境での段ボールベッドの使用は、寝ている時の主観的な背・腰部の固さや痛み、快適感を改善する可能性が示唆された。