「富士山頂短期滞在時の安静および運動時生理的応答」
富士山頂に登山し、滞在中の安静および運動時生理的応答を登山前後と比較したもの。山頂では低圧低酸素環境により、同一運動強度でも心拍数および呼吸数の増加、動脈血酸素飽和度の低下が引き起こされ、3泊4日滞在後の平地帰還後には、登山前よりも高所順応と考えられる予測最大酸素摂取量の増大が引き起こされた。pp.108-118浅野勝己、菊地和夫、水野康、松坂晃、菊池佑二
登山医学 18