「低圧低酸素環境下の睡眠」
急性低圧低酸素環境下における夜間睡眠構築と中枢性の周期性呼吸の発現、および心血行動態について相当高度別に検討した。3000m相当高度以下では、睡眠構築はほぼ平地同等の正常範囲にあったが、4000m相当高度では、夜半より頻回な覚醒が引き起こされた。また、周期性呼吸は3000m相当高度より全被験者で認められ、4000m相当高度では、さらに発生頻度が増大した。pp.238-247水野康、浅野勝己、奥平進之
自律神経 27