「睡眠時間制限下における腹式呼吸の実施が眠気、気分、および心臓自律神経活動に及ぼす影響」
普段通りの睡眠と、普段の睡眠時間の75%に制限した睡眠不足状態で、暗算課題を行わせ、暗算前の腹式呼吸の有無について、脳波および自律神経活動から検討した。睡眠不足状態では、主観評価や自律神経活動に眠気の亢進を示唆する結果が表れたが、腹式呼吸を行うと、これらが緩和され、睡眠不足時の対処法として有効である可能性が示唆された。pp.56-63水野康、水野一枝、斉藤仙邦
自律神経