保育現場における臨床美術実践において、本研究では特に、参与観察していた保育者の記録や実践後のカンファレンスから得られた知見を基に検証を行った。保育者にとっては、3歳未満児の発達段階での活動に対しての固定概念を払拭し、子どもの長期的な成長の可能性を見据えながら保育を計画、展開していくことの重要性を再確認した場ともなり、また、領域<表現>の内容⑤様々な出来事の中で、感動したことを伝え合う楽しさを味わう。 ⑩ 自分のイメージを動きや言葉などで表現したり、演じて遊んだりする楽しさを味わう。などに適用される活動に臨床美術特有の「鑑賞会」に対する有効性などが挙げられた。
pp.594 (共同研究のため抽出不可能)
保坂遊、青木一則