iPod touchを用いた失語症者支援アプリケーションの試作
失語症者は、言葉を理解することや表現することが困難となり、それまで簡単に行われていた周囲の人とのコミュニケーションに問題が生じる。そのため、意思伝達を補助する道具の一つとして、言語聴覚士が、患者の症状に合わせて必要な 単語やイラストを収集し、手作りの会話補助ノートを作成している。このような現状を踏まえ、iPod touchを用いた会話補助ソフトウェアの試作を行い、有効性の検証を行った。pp.7-12漆山純一、野田友里奈、藤原名津美
電子情報通信学会技術研究報告、信学技報Vol.110 No.164