「高齢者福祉施設におけるコンピュータシステム活用の現状 -東北6県の調査研究-」
東北6県に所在する高齢者施設856ヶ所を対象として、コンピュータシステムの導入・利用状況に関する調査を行った。PCの設置率、インターネットの利用率、業務ソフトの利用等は高率であるが、入所者の情報管理においてデータベースを活用している割合は低く、業務効率化が遅れている実態が明らかになった。また、上級スキルを身につけた施設職員が少なく、コンピュータシステム運用上、施設の抱える大きな問題となっていることが明らかになった。pp.83-98荒木俊、石野莞司、伊藤あづさ、漆山純一、大内誠、似内寛
高齢者痴呆介護研究・研修仙台センター『研究年報』No.1